[N3文法]〜のに対し(て)(対比)

中級
例文
  1. 日本の人口が年々減っているのに対して、インドの人口は増加し続けています。
  2. 母が厳しいに対して、父は優しい。
  3. 姉の部屋がきれいなに対して、弟の部屋は散らかっている。
  4. A選手は長身であるのに対して、B選手は小柄です。
  5. 小学生男子の将来就きたい職業No.1が警察官なに対して、小学生男子の親が就かせたい職業No.1は公務員だ。(参考:https://www.kuraray.co.jp/enquete/2021/boys

接続

V(普通形)
イAい      + のに対し(て)
ナAな/である
Nな/である 

意味

Aに対してB
Aは〜だが、Bは〜だ

解説

A、B二つの物事を比べて(対比して)説明するときに使います。
AとBには反対・対立の関係にあることばがきます。

ポイント

AとBは別の物事です。AとBを同じにして使うことはできません。
❌ 母はいつも優しいのに対して、怒ると怖い。(AもBも母の性格)
❌ 東京は冬が寒いのに対して、夏は暑い。(AもBも東京の気候)

対象を表す「〜に対して」と違って「AのBに対するC」「AのBに対してのC」の形はありません。

意味が似ている文法

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