[N3文法]〜ばかり

中級
例文
  1. 彼は友達とおしゃべりをしてばかりで、全然授業を聞いていません。
  2. 休みの日は寝てばかりいます。
  3. いつも嘘をついてばかりだと、嫌われるよ。
  4. 息子は家でゲームばかりで(ゲームばかりしていて)、全然勉強しません。
  5. 私は納豆が好きなので、納豆ばかり食べています。
  6. 私が持っている服はばかりだから、今日は他の色を買おうかな。

接続

V + ばかり(だ/いる)  
N  + ばかり(だ/V)

意味

ばかり
いつも〜(している)/よく〜(している)/〜が多い ※マイナスの意味が多い

解説

「Aばかり」は、Aが多いと言うときに使います。
Aが動詞の場合は、Aが多い=いつも/よくAするという意味になります。

たこうさ先生
たこうさ先生

「Vてばかりだ」「Nばかりする」は形が少し違うだけで、同じ意味を表すよ。
 例)おしゃべりをしてばかりいる/おしゃべりばかりしている

Vるばかり」「Vているばかり」の形もあります。

Vるばかり
例文7)仕事中、彼は文句を言うばかりで、何もしない。
例文8)彼女は私に質問をするばかりで、私の質問には答えてくれなかった。

Vているばかり
例文9)私の父は休みの日、寝ているばかりで一緒に遊んでくれなかった。
例文10)新しく入ったスタッフは、忙しいのに何もしないでただ見ているばかりだった。

Vるばかり」「Vているばかり」の形を使った場合でも、「Vてばかり」と同じ意味になります。

たこうさ先生
たこうさ先生

人に対して「〜ばかり」文を使うと、批判的な意味(文句を言っている感じ)になるよ。

形が似ている文法

「〜ばかりか」
〜ばかりだ
「〜ばかりでなく」
「〜ばかりに」

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