「あく」vs「ひらく」

初級
たこうさ先生
たこうさ先生

「開く」は「あく」とも「ひらく」とも読めるね。

でも、意味は微妙に違う。。ここで整理しよう!

「あく」例文
  1. ドアがあく。(風でドアあいた。)
  2. ビンのふたがあく。(やっとでビンのふたあいた。)
  3. 店があく。(あのドラッグストアがあくのは10時からだよ。)
「ひらく」例文
  1. ひらく(昨日まで蕾だったのに、朝になると花がひらいていた。)
  2. ひらく。(風で雑誌ひらいた
  3. ドアひらく。(自動ドアひらいたかと思うと、子どもたちが一気に入ってきた。)
  4. ひらく。(彼は傘ひらくと、さっさと歩いていった。)
  5. ひらく。(教科書30ページをひらいてください。)
  6. ひらく。(今年、念願だった店をひらきました。)
  7. ひらく。(その子は徐々に私に心をひらいてくれました。)
  8. ひらく。(父はとうとう重い口をひらきました。)
  9. 会議をひらく。(息子の進学について、家族会議をひらきました。)

「(〜が)あく」※自動詞

閉まっていた状態から動いて、人や物、空気が自由に出入りできる状態になる

たこうさ先生
たこうさ先生

「(〜が)あく」は、他動詞「(〜を)あける」に対応することばだね。

「(〜が)ひらく」※自動詞

閉じていた状態から、広がった状態になる

たこうさ先生
たこうさ先生

「(〜が)ひらく」は、他動詞「(〜を)ひらく」と形が同じだね。

「(〜を)ひらく」※他動詞

「もの」を広がった状態にする。

その他の意味

①店ひらく。(今年、念願だった店をひらきました。)=店を始める。

②心ひらく。(その子は徐々に私に心をひらいてくれました。)=心が緊張していない状態になる。

③口ひらく。(父はとうとう重い口をひらきました。)=(決心して)話を始める。

④会議をひらく。(息子の進学について、家族会議をひらきました。)=会議をする。

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