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たこうさ先生
「開く」は「あく」とも「ひらく」とも読めるね。
でも、意味は微妙に違う。。ここで整理しよう!
「あく」例文
- ドアがあく。(風でドアがあいた。)
- ビンのふたがあく。(やっとでビンのふたがあいた。)
- 店があく。(あのドラッグストアがあくのは10時からだよ。)
「ひらく」例文
- 花がひらく。(昨日まで蕾だったのに、朝になると花がひらいていた。)
- 本がひらく。(風で雑誌がひらいた。)
- ドアがひらく。(自動ドアがひらいたかと思うと、子どもたちが一気に入ってきた。)
- 傘をひらく。(彼は傘をひらくと、さっさと歩いていった。)
- 本をひらく。(教科書30ページをひらいてください。)
- 店をひらく。(今年、念願だった店をひらきました。)
- 心をひらく。(その子は徐々に私に心をひらいてくれました。)
- 口をひらく。(父はとうとう重い口をひらきました。)
- 会議をひらく。(息子の進学について、家族会議をひらきました。)
「(〜が)あく」※自動詞
閉まっていた状態から動いて、人や物、空気が自由に出入りできる状態になる。
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たこうさ先生
「(〜が)あく」は、他動詞「(〜を)あける」に対応することばだね。
「(〜が)ひらく」※自動詞
閉じていた状態から、広がった状態になる。
![](https://takousa.com/wp-content/uploads/2022/10/ひらく-1024x482.png)
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たこうさ先生
「(〜が)ひらく」は、他動詞「(〜を)ひらく」と形が同じだね。
「(〜を)ひらく」※他動詞
「もの」を広がった状態にする。
![](https://takousa.com/wp-content/uploads/2022/10/ひらく2-1-1024x504.png)
その他の意味
①店をひらく。(今年、念願だった店をひらきました。)=店を始める。
②心をひらく。(その子は徐々に私に心をひらいてくれました。)=心が緊張していない状態になる。
③口をひらく。(父はとうとう重い口をひらきました。)=(決心して)話を始める。
④会議をひらく。(息子の進学について、家族会議をひらきました。)=会議をする。
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