「〜あいだ」vs「〜あいだに」(「まで」vs「までに」)

初級
たこうさ先生
たこうさ先生

「に」がある・ないで意味が変わるよ。
ここで整理しよう!

「〜あいだ」例文
  1. 日本にいるあいだは、ホストファミリーの家で過ごします。
  2. 電車に乗っているあいだ、音楽を聞いていました。
  3. 子どもが小さいあいだは、飛行機に乗れません。
  4. 両親が元気なあいだは、一緒に色々な国へ行きたいです。
  5. 独身のあいだ、ずっと一人暮らしをしていました。
  6. 私が旅行で留守の、友達に部屋を貸してあげました。
「〜あいだに」例文

1.英語の勉強を続けるあいだに、留学したいと思うようになった。
2.子どもが寝ているあいだに、洗濯します。
3.両親が元気なあいだに、海外旅行へ連れて行ってあげたいです。
4.、買い物に行っておこう。

「AあいだB」

AあいだB」は、Aの時間が続いているとき、ずっとBをする(継続する)という意味です。

「AあいだにB」

AあいだにB」は、Aの時間が続いているとき、Bをする/Bになるという意味です。
Bは続けて行うこと(継続的なこと)ではなく、一度すれば終わること(一回的なこと)です。
ただし、一度だけと決まっているわけではありません。(この例の場合だと、洗濯を2回してもOK)

「に」の有無で意味が変わる例

「まで」vs「までに」

例文

1.昨日の夜、10時まで勉強しました。
2.朝9時までに学校へ行かなければなりません。

「AまでB」

Aには「時間を表すことば」が入ります。
「AまでB」は、Aの時間になるまで、ずっとBをする(継続する)という意味です。

「AまでにB」

Aには「時間を表すことば」が入ります。
「AまでにB」は、Aの時間になるまでに、Bをするという意味です。
Bは続けて行うこと(継続的なこと)ではなく、一度すれば終わること(一回的なこと)です。
ただし、一度だけと決まっているわけではありません。

まとめ

違い
「に」がないAまでB、AあいだBBは継続的なこと
「に」があるAまでB、AあいだBBは一回的なこと
たこうさ先生
たこうさ先生

学習者は授業中は理解していても、実際に使うときに
混同する場合があるから根気強く教えていきたいね!

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