「〜てください」vs「〜て下さい」

文法
たこうさ先生
たこうさ先生

「〜てください」って、ひらがなで書いた方がいいって知ってた?

「下さい」って?

例文

1.を下さい。
2.お金を下さい。
3.あなたが作ったケーキを下さい。
4.お電話を下さい。
5.少し考える時間を下さい。

「ください」は、「(〇〇が)欲しい!」という気持ちを相手に伝える時に「Nを下さい」の形で使います。この時、漢字で書くことができます

たこうさ先生
たこうさ先生

Nを下さい」の形で使うんだね。

欲しい人=もらう人は「わたし」

豆知識

「下さい」は「下さいます」の命令形です。
「下さいます」は、他の1グループ動詞とは違った特別な活用です。

「〜てください」vs「〜て下さい」どっち?

例文

1.名前を書いてください。
2.この文を読んでください。
3.窓を開けてください。
4.ちょっとペンを貸してくださいませんか。
5.私の悩みを聞いてくださいませんか。

「〜てください」は相手に「(〇〇の行為をしてほしい)お願いします!」と依頼をするときに「Vて+ください」の形で使います。このとき、ひらがなで書きます

たこうさ先生
たこうさ先生

Vて+ください」の形で使うんだね。

名前を書いてください」なら、書く行為をする人は「相手」

参考:公用文における漢字使用等について

https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/pdf/joyokanjihyobesi_20101130.pdf

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